訪問日:2012/10/13
日本で最初の洋式牧場として作られ、広大な敷地と長い歴史を持つ神津牧場。
ここをB級スポットとして紹介するには少々心苦しいが、大変面白かったので是非紹介したい。
観光雑誌にも多く紹介され知名度は高いものの、群馬の西端に位置するためアクセスが悪く実際に行くに至らない人が多いかもしれない。
「ただの牧場だろ」と思いきや観光客向けのイベントや体験コースが豊富で大人から子供まで楽しめる。
牛!牛!牛!
高原を連想させる広い牧草地に牛がのんびりと暮らしていた。
牧場にはよく行くがこんなにも多くの牛が放たれているのは見たことが無い。
牛たちも人間慣れしていて触れ合うことが出来た。
牛と触れ合って早々にこういうのもどうかと思うが、昼時なのでご飯にする。
鉄板焼きの他に牛丼やビーフカレーやハンバーガーなどが食べられる。
どれも神津牧場産のジャージー牛だ。
鉄板焼きのメニューは
・ヒレ定食 3000円
・サーロイン定食 2800円
・リブロース定食 2500円
・カタロース定食 1800円
・モモ定食 1500円
と種類が豊富。
金がある訳でも無いので一番安いモモにしようかと思ったけど、日本人らしく一番下から二番目のカタロースをチョイス。
定食には「ご飯」「肉」「野菜」「お吸い物」「牛乳」が含まれる。
ご飯は大盛、普通、小盛と選べ、大盛りにしたら予想以上に大盛りだった。
うめえええええええええええええ!!!!
ご飯が進むうううううううううううう!!!!
ごちそうさまでした。
量も申し分なく大満足の昼食となった。
腹ごしらえを終え牧場内を散策するとヤギの触れ合いコーナーを発見した。
エサを買おうと販売機に近づくとヤギが皆こちらに振り向く。
お金を入れるとヤギたちの空気が変わる・・。
つまみを回し「ガコッ」とエサが落ちると、ヤギたちは一斉にフェンスに集まってエサ寄越せとアピールしてきた。
ほーれエサだぞー。
ヤギ可愛いなぁ。
この時点で今日は大満足。
ウサギは別にいいです。
牛舎に行くと牛が草を食ってた。
干し草なんて美味いのかな・・?
山沿いの斜面には雄々しい牛がいた。
野性味を感じる。
牛舎周辺は特に立入禁止の札が無いので割と自由に入れる。
「ここまで入っていいの?」と不安になるほど開放的だった。
子牛やら豚やらヤギやら色々いて面白い。
そして一番の目的だった「牛の行列見学」が始まる。
朝に牛たちを牛舎から放牧地へ移し、13:00頃に牛舎に帰らせるのだ。
牛たちの長い行列が見物。
先頭集団見えてきました!
・・ってあれ?
係員が先導するんじゃないの?
勝手に牛が歩いてるんだけど・・。
うおぉ、すげぇどんどん来る。
うおおおおおお・・・
何だこりゃ。
分岐路もある道を牛だけで間違える事なく進む。
頭いいんだな。
圧巻。
観光客一同「ポカン」としていた。
最後尾には子牛と一緒に係員がついて歩く。
まだ道を覚えてないのかな。
ちょっとほっこりした。
うんこは垂れ流し。
行列終了後、係員がささっと洗い流す。
牛舎到着。
誰の指示も無く勝手に入っていく。
牛の行列の見学を終え、展望台に行った。
牛舎が見える。
更に進むと「歳の数だけ鐘を叩こう」と書かれた鐘(?)があった。
「ぽこぽこぽこぽこぽこぽこぽこ・・・・・」
20回叩くが、特に何も起きなかった。
一番高い展望台。
牧場が見渡せる。
牛が牛舎に帰ってしまったため放牧地には誰もいなかったのが残念。
お土産を買って帰路につく。
面白かった。
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