訪問日:2013/08/14
若旅民具茶屋にやってきた。
食事処ではあるものの、店舗の周囲には所狭しとジャンルを問わず物が置かれている。
事前情報無しで来たお客さんは怪しさのあまり入店を戸惑う事だろう。
店舗は藤原の武尊神社の神主であった林亀五郎翁の住居を移築したもので歴史を感じる古民家となっている。
食事処の「若旅民具茶屋」に併設される形で「若旅民芸館」を構え、もちろん民芸館も見学するつもりだったが・・・それは後述する事にする。
まずは注文。
とろろそば650円を注文。
店内の様子。
ごちゃごちゃしてる・・。
掛時計が何個もあったり、用途不明の置物が大量にあったり。
無秩序に並べられた品々はBスポマニアの魂を揺さぶる。
天井を見ればおびただしい数のランタンが・・。
店主が元国鉄マンとあり鉄道関連のお宝が多く飾られている。
鉄道マニアが見れば涎を垂らして欲しがるようなレア物だらけだ。
壁には店主が機関士を勤めた鉄道の写真が掲げられる。
ん?右上の写真だけ浮いてるような・・。
熊!!
「伝説の秘湯 宝川温泉 汪泉閣」
いやいやアピールポイントおかしいだろ。
伝説の秘湯より熊に触れろよ。
そして熊と温泉に入る美女たち凄い笑顔。
他にも美女と熊の写真。
すげえ・・。
これ以上無いくらい丸腰。
色々と意味不明だなおい。
お座敷の方を覗いてみる。
男はつらいよのプロマイド的な物がある。
○ッキーの手。
熊の手以上の珍味とされ主に漢方薬で使用される。
強い滋養効果があるが市場に出回る事は無く、時たま闇業者によって高額で取引される。
嘘です。
蕎麦登場。
なかなか美味しい。
冒頭でも触れた通り、食事処と民芸館が併設されている。
民芸館では秘宝館のような展示を中心としている。
当然秘宝館に入るつもりであったが、店員さんに秘宝館を見学したい旨を伝えると、
「今はやってないんですよねー」
と、断られてしまった。
数年前までは公開していたが、今では非公開となったらしい。
残念だが秘宝館は諦め、建屋周囲に置かれている珍品を見学する事とした。
ガラクタ、もといお宝が大量に雑然と配置されている。
自転車に掛けられている郵便局のカバンは「6万」と書かれている。
売ってんのか、これは。
赤ポストをよく見ると「20万」と書かれていた。
売る気は更々無さそうな強気な価格設定だ。
時代を感じる古い看板たち。
キッコーマスがキッコーマンのパチ物かと思いきや割と有名な企業だった。
昔は「キッコー○○」という醤油メーカーが沢山あったらしい。
「人生を無駄にするな」
奥にある絵画は風雨に晒されボロボロになっていたが、それこそ絵画を無駄にするなと言いたい。
ガラクタいっぱいです。
敷地内には神社もある。
陰陽石キタ―――(゚∀゚)―――― !!
秘宝館の面影をやっと感じる事が出来た。
神社の周囲には男根や女陰を模った木彫りの作品が転がっている。
Bスポには格言が付き物。
著名人の名言や、館長作と思しき名言が散りばめられる。
建屋の裏手には鉄道関係の品が多い。
素人目で見てもかなりレアそう。
戦時グッツ。
秘宝館は見学できなかったが周囲のお宝を見るだけでも面白い。
再び秘宝館が公開される事があれば是非行きたいところである。
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